人事・労務の知恵袋

その他 マイナンバー制度は本当に社会保障の公平ができるのか?

2016年から税と社会保障をまとめて管理する「マイナンバー法案」を発議し、本国会成立を目指すとの報道がありました。

以前に「国民総背番号制」と呼ばれ、国民一人一人に番号をつけて、政府が個人の所得水準や年金、医療などの受給実態を正確に把握し管理しようというもので、個人情報の観点や反対意見が多かったのもあってか、導入は先送りにされました。

今回の導入にあたり、個人の社会保障情報を、各省庁や地方自治体が統一した個人番号で一元管理することで、社会保障の給付を公平にすることがき不正受給を防げるとしています。

国民の届出手間が省けるというが、個人情報の流出防止や悪用を防ぐための仕組みに、少しでも不安が残るようであれば、単に、行政効率と社会保障の支給抑制だけが目的としか思えなくなります。

いずれ情報の一元管理は必要になるとはいえ、法案通過に急ぐのではなく、多方面への影響と課題を真剣に議論し、仕組みを考えた上での制度導入としてもらいたい。

この制度が導入されれば、社会保険労務士業務にも間違いなく影響があるわけで、この辺りどう対応していくべきかも考えておかなければならないわけです。


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投稿日:2013/03/02
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