人事・労務の知恵袋

その他 企業におけるメンタルヘルスのポイント 1次予防

メンタルヘルス対策における1次予防とは「予防・未然防止」をいいます。

メンタルヘルス対策において基本となることはもちろん、最も重要なことです。

残念な事ですが、今現在発生していないからと後回しにしてしまう企業が少なくありません。

本来であれば、メンタルヘルス不全を未然に防ぐことができれば、企業としてのダメージもなく生産性の向上が図れます。

1次予防で行うことは
●従業員自身が自分の状態を知っておくこと
・ストレス耐性はどのぐらいか
・どんなストレスに弱いのか
・ストレスに対してどのような対処方法が向いているのか
●メンタルヘルスに対する基礎知識を従業員全員で共有すること
●職場の人間関係を良好にすること
●時間外労働等勤務状態を企業側が把握しておくこと
●気になる従業員には積極的に声をかけ見守ること
●個別の面談実施など状況に応じて早めの対応を行うこと
などが挙げられます。

休職者が発生してからでは遅いのです。
企業も従業員も、お互いに相当の時間と労力をかけて解決していかなくてはいけない問題だという事を自覚しなくてはいけません。

また従業員の人生そのものを左右してしまう、ということを常に忘れず対応していくことが肝要です。


★ストレス診断でメンタルヘルス対策
http://www.sming.jp/250/25050/

投稿日:2010/03/16
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