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人事・労務 健康診断の「未受診」比率が高いのは男女20歳代、女性非正社員

080513連合総研
5月13日 連合総研が「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート調査(勤労者短観)」結果を発表しました。

結果のポイントは以下の通り。

●景気に関する認識は、大きく悪化。
●物価が<上がった><上がる>とする割合は、いずれも調査開始以来の最大値を更新。
●男女20歳代、女性非正社員で健康診断の「未受診」比率が高い。
●職場における地球環境問題への取組みは、製造業で盛ん。

健康診断の未受診の比率は、20歳代男女と女性の非正社員で高く、この1年で健康診断を受けていない人の割合は、20歳代の男性で28.9%、同女性で38.2%。雇用形態別では女性正社員11.3%に対し、女性非正社員の32.6%が受診していないとなっています。

また4月から改正されたパートタイム労働法については「知らなかった・はじめて聞いた」が56.2%あり、非正社員比率の高い女性で認知が広がっていないようです。

アンケート結果から、労働者は、景気が大きく悪くなり物価も上昇傾向にあり、雇用環境は悪くなっていくのではとの不安を抱えている様子がうかがえます。

第15回「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート」調査結果の概要/連合総研
http://www.rengo-soken.or.jp/houkoku/kinroukurashi/enquete/No.15/15gaiyou.pdf

投稿日:2008/05/16
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