人事・労務の知恵袋

その他 従業員の「心の病」 40代が最多
121206-1日本生産性本部より「メンタルヘルスに関する企業アンケート調査が公表されています。

以下、概要。

●最近3年間の「心の病」は「横ばい」51.4%、「増加傾向」37.6%
「心の病」増加に歯止めの傾向が進む一方、「増加傾向」の企業も依然として多い

●「心の病」の割合:40代が36.2%に増加し、30代と40代が最も多い年齢層に
 10-20代の割合も2割近くに増加

●企業が最も力を入れる「早期発見・早期対応」(二次予防):効果ありは51.4%

●職場や働き方の変化上位3位
「職場に人を育てる余裕がなくなってきている」(76.1%)
「管理職の目が一人一人に届きにくくなってきている」(69.7%)
「仕事の全体像や意味を考える余裕が職場になくなってきている」(68.3%)
(ここまで)

調査結果によると、従業員の中で「心の病」が最も多い年齢層は40代。

管理職層にメンタル不全が増えている事になります。

実感として、社員数の5%程度が何らかのメンタル不全を引き起こしており、隠れメンタル不全者と思われる人数を含めると、1割近くになるのではないかと思われます。

従来に比較すると、メンタルヘルス対策に着手している企業は増えていますが、積極的というよりは、メンタル不全者が出たからという消極的なところから対策を講じている企業がまだまだ多いといえます。

企業がメンタル不全者を発見するタイミングは限られています。

多くの企業で余裕をもった働き方とはいかず、限られた人材で業務を行い、職場にも上司にも人材を育てよう・育てたいと思っていても、なかなか余裕がなく、手も目もかける時間が取れないとなってしまいます。

メンタル不全者を出さないための取り組みを継続的に行っていく事が、今、企業には求められているといえそうです。

第6回『メンタルヘルスの取り組み』に関する企業アンケート調査結果
http://activity.jpc-net.jp/detail/mhr/activity001359/attached.pdf


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投稿日:2012/12/06
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