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IT業界の就業規則

●IT経営における労働環境

・労働環境の整備(=安心して働ける環境作り)
・ハイパフォーマーが定着する環境作り

●IT経営における服務規律の重要性

・企業の考え方を積極的に盛り込む
・行動指針、心構えとなる「当たり前のこと」「やるべきこと」
・禁止規定である「やってはならないこと」
・服務規律違反は最終的に懲戒規定と結びつき、懲戒処分の理由となる
・トラブルの種になりそうな事項はできるだけ具体的に規定する
・セクシュアルハラスメントの程度による区分
 ・刑法上の強制わいせつに該当する行為
 ・民法上の不当行為に該当する行為
 ・均等法のセクシュアル・ハラスメント
 ・企業秩序維持に違反する行為としてのセクシュアル・ハラスメント

●IT企業における社員も安心、会社も納得の就業規則

  1. 営業職・事務職など、それぞれの職種や業務内容にあった労働時間管理の制度が設けられている
  2. 試用期間について、単に○カ月とだけ規定するのではなく、チームワークを乱したり、試用期間中に正式雇用の判断がつきにくいときに、採用を見送るための理由とルールが具体的になっている
  3. 短時間勤務や在宅勤務などの例外的な勤務を認めている場合に、労働時間の管理方法・経費精算の方法などが具体的になっている
  4. メンタル不全で遅刻・早退・欠勤など勤務状態が不安定な社員に対して、休職・復帰時の指示・発令が具体的に規定されている
  5. PC使用規定、セキュリティ管理規定などの勤務中の情報セキュリティに対する規定がされている、また在職中・退職後の情報漏えいリスクを防止するためのルールを定めている
  6. 時間外手当の支給は、残業申請・承認のルールが徹底されている
  7. 解雇・懲戒処分について、処分事由が個別具体的に定められている、また、軽い処分から重い処分へと会社が処分を下すためのステップが踏めるような処分になっている

●IT企業の就業規則におけるケース対策

・これらのケースの対策を行うだけで無駄払いのリスクは、かなり抑えられる
・就業規則では具体的に明記し、運用面でのルール見直しが決めて

  1. 社員を残業させた場合に、必要以上の割増賃金を支払っていたケース
  2. 社員に休日出勤をさせた場合に、休日出勤手当の支払いが不必要な場合に支払っていたケース
  3. 休日と休暇を区別しなかったために、割増賃金の単価が高くなっていたケース
  4. 昇給しか考慮されていない規定だったため、降給ができないケース
  5. 退職金の規定が不備だったために、退職金を不支給に出来なかったケース
  6. 規定がないためのパート・アルバイトに正社員と同様の権利が発生していたケース
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