日本能率協会が、2014年度入社の新入社員を対象に意識調査を実施しました(回答数1,039人)。
前回調査に引き続き上司・先輩にも調査を行い(回答数151人)、新入社員との意識のギャップを聞いています。
調査結果概要は以下のとおり。
1.「定年まで勤めたい」が初めて過半数(50.7%)に。入社の決め手は「雰囲気の良い会社」
2.理想の上司像にギャップ。「丁寧に指導してほしい新入社員」と「結果を褒めたい上司・先輩」
3.グローバル化を「ビジネスの好機」と捉えるも、「海外赴任はしたくない」が2年連続増加
4.過去最高! 女性の9割が「子供が生まれても仕事を続けたい」と回答
5.約6割 が「10年後の日本は良くなる」。東京五輪に期待!
6.「東日本大震災」が人生に与えた影響は、人との“絆”と“命”の大切さ
これら概要で、理想的な上司像として、新入社員は「仕事について丁寧な指導をする上司・先輩」とし、上司・先輩は「仕事の結果に対するねぎらい・褒め言葉を忘れない上司・先輩」があげられていました。
「俺の背中をみて仕事を覚えろ」「仕事はガッツと根性」のような上司・先輩は、あまり受け入れられないようです。
ただ甘いだけでは仕事はできません。
上司・先輩は、新入社員や部下を上手く叱り(怒るではありません)上手く育てるよう、日頃からの指導が求められています。
2014年度 新入社員「会社や社会に対する意識調査」結果(日本能率協会)
http://www.jma.or.jp/news_cms/upload/release/release20140417_f00255.pdf