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その他 新型インフルエンザ ワクチン接種後に感染・死亡

11月25日 時事通信
鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した30代の女性看護師が死亡したと発表した。
女性は10月下旬に医療従事者として新型インフルエンザワクチンを接種。
厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型インフルに感染し、死亡が確認されたのは国内初という。
職場や家族らに感染者は出ていない。
女性は甲状腺機能低下症などの基礎疾患(持病)があった。

県健康増進課によると、女性は11月上旬には、季節性インフルエンザワクチンも接種。
20日までは通常通り勤務していたが、21日に40度近くまで熱ががり、医療機関を受診、簡易検査でA型陽性と判明した。
タミフルを処方されたが、25日にインフルエンザ脳症で死亡した。
女性は一般的にワクチンの効果が出始めるとされる接種3~4週間後に感染したことになる。
ただ、同省は持病により免疫力が低下している場合は、ワクチンの効果が十分得られない可能性があるとしている。
(以上、記事より)

ワクチン接種後にインフルエンザに感染し死亡したとの事。
既往症がある場合にはワクチンを接種しても効果が薄い可能性があるとなります。

先日も20人に1人が新型インフルエンザに感染する試算となると発表されていますが、実際に自分の周囲でも感染している人としていない人が出ているのを見ていると、感染しないように予防する事もとても大事であり、合わせて自身の健康管理も大きく影響するものだと感じています。

企業としても水際での予防対策だけではなく、社員の日々の健康管理に対する注意と情報発信に注力する必要がありそうです。

一般健常者のワクチン接種はまだまだ先のようですし、これから寒い季節に入り一層流行すると思うと、他人事ではありません。

投稿日:2009/11/26
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