業態・職種にもよるのでしょうが、パートタイマーなどの非正社員をめぐっては、昨今、正社員との均衡を意識した待遇改善や、正社員への転換等に取り組む企業が出始めています。
景気低迷期に急増し、もはや職場に欠かせない重要な労働力に成長したパートタイマー、契約社員等から正社員への登用・転換制度の導入・実施事例について、労働政策研究・研修機構より調査レポートが発表されました。
レポートでは、正社員登用制度が、景気低迷期にやむを得ずパートタイマーや契約社員等で入社するしかなかった非正社員にとって、正社員への「再チャレンジ」の機会として機能するとともに、企業にとっても、景気低迷期に新卒採用を抑制したことで歪んでしまった労務人口構成の是正や、ガバナンスの強化を図る上での有効な手段として位置づけられている様子や、正社員への登用制度自体が、企業で最近再開され始めた、いわゆる高卒・短大卒等からの一般職の新卒採用とも深く関係している点を指摘しています。
労働政策研究・研修機構
パート、契約社員等の正社員登用・転換制度-処遇改善の事例調査
人事・労務の知恵袋
- 人事・労務 パートや契約社員等からの正社員登用・転換の実態
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投稿日:2007/06/05
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