社内コミュニケーションについての興味深い調査結果があります。
「上司・先輩」「部下・後輩」とのコミュニケーションに関する苦手意識については、一般社員の47.9%が「やや苦手」、6.6%が「非常に苦手」と回答し、苦手意識を持つ人が半数以上いることが分かりました。一方、役員クラスでは28.5%、経営者では23.1%と役職が上がるにつれて、苦手意識を持つ人が少ない傾向になっています。
苦手と感じるものは、ゴルフ80.8%、麻雀78.1%、カラオケ、66.8%、飲み会47.8%、ランチ47.6%。社員にとっては、ゴルフ・麻雀・カラオケが3大苦手シチュエーションということのようです。
3月・4月は歓送迎会も多い時期。2次会などでカラオケに行くというシチュエーションもよくあります。
最近では、カラオケ嫌いの社員に歌うことを無理強いするという「カラハラ」(カラオケハラスメント)という言葉も耳にするようになりました。
なんでもかんでも「ハラスメント」とする風潮はどうかと思いますが、ハラスメントの予防は、ミスコミュニケーションをなくし、コミュニケーション豊かな組織風土づくりと社員教育が最良の策です。
調査結果からも、組織風土づくりには「上司・先輩」「部下・後輩」といった縦のコミュニケーションの改善から始めることも一つの方法だといえるでしょう。
参考)首都圏400人に聞きました!上司とのカラオケが苦手な理由とその攻略法を徹底分析
http://www.oaklawn.co.jp/news/2016032940021.html
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