日本能率協会が開催する新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象にした新入社員の仕事に対する意識調査が発表されました。
働きたい職場は、「個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義の職場」と回答した人が65%で、「ある年代まで平等に処遇される年功主義」の35%を大きく上回っています。
働く目的として最も多く支持を集めたのは、「やりがいや充実感を得ること」が約40%、2番目は「自分の能力を高めること」が約33%、3番目は「いろいろな人に出会うこと」が約33%でした。
プライベートと仕事のどちらが優先かという質問には、プライベートと回答した人が76%に上り、仕事は約24%に留まった。
理想的の上司や先輩について聞いたところ、「部下の意見・要望を傾聴する」が34%、「仕事について丁寧な指導をする」が約33%、「部下の意見・要望に対し、動いてくれる」が約29%の順に多い回答です
仕事をしていく上で不安なことは「上司・同僚との人間関係」が約40%、「仕事に対する自分の能力・スキル」と「ビジネスマナーや常識」が共に約37%だった。
調査結果から、新入社員の意識はプライベートを優先はするが、やりがいがあり、実力主義かつ人間関係の良好な職場で働きたいという意識が伺えます。
個人の成果が反映される人事評価制度で、働きたくなる職場を検討されてはいかがでしょうか。
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