3月13日以降、新型コロナウイルス対策としてのマスク着用は「個人の判断にゆだねる」方針となりましたので、リアルでの入社式を検討されている企業も増えているのではないでしょうか。
学情社の調査による企業・団体の人事担当者を対象にしたアンケートでは、「入社式でマスク着用を求める予定」（50.0％）、「検討中」（32.8％）、「個人の判断にゆだねる予定」（13.1％）、「マスク着用なしを容認する予定」（4.1％）と半数が「4月の入社式でマスク着用を求める予定」であるということがわかりました。
着用を求める予定の企業からは、「新入社員に『個人判断』を委ねても判断しにくいと思う」「5類移行までは様子を見たい」「事業運営上のリスクを低減するため」といった意見が挙げられています。
入社式の実施方法については、81.2％の企業が「リアルで実施」と回答しており、2022年の調査結果（67.2％）から14ポイント増加しています。
リアルで実施する企業からは「同期との人間関係を築いてほしい」「入社したという実感を得てほしい」といったコメントが寄せられたほか、「4年ぶりに対面で開催する」という企業の声も複数寄せらており、リアルで実施する企業のうち91.8％は「コロナ前と同規模」で開催、8.2％の企業では「規模を縮小して開催する」と回答していました。
入社式をリアルで開催予定の企業で、マスク着用について悩んでいる企業は、この調査結果を参考にしてはいかがでしょうか。
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