オープンワーク社は匿名の社員・元社員が「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」の8項目で評価した結果を基にした「働きがいのある企業ランキング2024」を発表しています。「働きがいのある企業ランキング2024」の1位は「リクルート」（4.61点）となり、順に「PwCコンサルティング」（4.61点）、「電通」（4.56点）、「アビームコンサルティング」（4.56点）、「日本アイ・ビー・エム」（4.55点）と続いています。同社は、昨年はトップ10のうち7社が外資企業だったのに対し、今年は5社が日系企業となり、働き方に関する先進的な取り組みを行っている企業が名を連ねる傾向が見られ、ランクインした日系企業の口コミからは「社会へのインパクト」「成長機会」に関する声が多く見られたとコメントしています。2019年に働き方改革関連法が施行されてから、もうすぐ5年になります。コロナ禍におけるテレワークの浸透、育児介護休業法の改正、人手不足の影響などもあり、先進的な働き方や制度を導入する企業も増えてきているように見受けられます。働き方や「成長機会」に対する取り組みは、会社の施策としても検討してもいいのかもしれません。
IT業界向け！実践経験豊富な専門家が解説する人事評価制度セミナー