求人情報サイトなどを運営するビズヒッツ社の調査により、仕事が給料に見合っていないと思った瞬間を尋ねたところ「労働時間が長い」(31.0%)と答えた人が最も多いことがわかりました。
2位以降は、「業務量が多い」(23.2%)、「責任が重い」(12.6%)、「他人の仕事をさせられる」(6.3%)、「成果が給料に反映されない」(5.9%)となっています。
「仕事が給料に見合っていると感じる条件」については、最も多かったのは「成果に応じた給料」(22.7%)が最も多く、以下「相応の裁量があること」(12.8%)、「担当業務量に応じた給料」(12.0%)、「適切な仕事量」(9.3%)、「労働時間に応じた給料」(8.0%)が続いていました。
見合っている条件についての結果からも成果や職責や業務量などに応じた給与であることが挙げられています。
人事評価制度の見直しや構築のご相談が増えておりますが、人事評価制度が無い企業の場合、どう給与を決めていいか分からず、中途採用者は前職の給与水準に合わせたものにしており、能力や役割に対しての給与がバラバラになっていることも多いように見受けられます。
まずは、等級や役職の定義を明確にし、それに既存の従業員を仮で格付けを行うと、給与テーブルの策定方針が検討しやすくなると考えられます。