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年金・保険 協会けんぽ、保険料負担大幅増 4月から月収30万円、2170円増

2月21日 NIKKEINET
中小企業の会社員と家族らが加入する協会けんぽは加入者の保険料負担が4月からどの程度増えるかについて、月収別の試算をまとめた。
税引き前の月収が30万円の会社員(40歳以上65歳未満)の医療・介護の保険料は月額2170円増える計算だ。
政府は来年度に国庫負担を増やして保険料の上昇幅を抑制する方針だが、それでも一定の負担増は避けられない情勢だ。

協会けんぽの医療の保険料率は4月納付分から全国平均で現在の8.2%から9.34%に上がる。
40~64歳まで負担する介護保険料率も現在の1.19%から1.50%に上がる。
高齢化で医療費の支出が膨らんでいるうえに、景気の低迷で保険料の収入が落ち込んでいるためだ。
(以上、記事より)

健康保険組合に加入しない中小企業では、法定福利費の負担が増える事となります。
1人月額2,100円として30名の従業員で月額60,000円年間72万円増額となります。
賞与も含めると100万円近くの負担増になりかねません。

中小企業では人件費抑制の一因となり、また従業員の個人消費にも影響を与えそうです。

中小零細企業の保険未加入や保険料未払いにつながらないよう、負担増は避けてもらいたいところです。


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投稿日:2010/02/23
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