厚生労働省が2日発表した毎月勤労統計調査の結果(速報、従業員5人
以上)によると、2009年の1人平均月間現金給与総額は、前年比3.9%減
の31万5,164円と3年連続で減少しました。
このうち、所定外給与は前年比13.5%減の1万6,672円、特別に支払われた給与は同12.1%減の5万2,734円となっています。
平均月間総実労働時間は前年比2.9%減の144.4時間で3年連続の減少。
同日発表の12月速報によると、09年12月の現金給与総額は前年同月比6.1%減の54万9,259円、総実労働時間は、同0.8%減の145.1時間。
調査結果のポイントにもある通り、前年比でみると、
・現金給与総額は3年連続の減少
・所定外労働時間は2年連続の減少
・常用雇用は6年連続の増加
となっていました。
課題となるのは、給与額の減少が3年連続という点です。
給与ベース減少と賞与カットが大きく響いたよう。
給与額減少は消費活動への影響が大きく、デフレにもつながっているといえます。
消費活動の落ち込みは、様々な業態の売上や価格構成に現実に影響しています。
最終的には企業体力が少なくなると、さらに従業員の給与に波及していきます。
まさにデフレスパイラルの状況です。
個々の企業をみれば売上好調のところもあれば苦戦をしているところもあるでしょうが、何とかマイナス要素を解消して、景気好転といきたいものです。
毎月勤労統計調査 平成21年分結果速報(概要)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/21p/dl/pdf21p.pdf
毎月勤労統計調査 平成21年分結果速報(データ)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/21p/mk21p.html
毎月勤労統計調査 平成21年12月分結果速報
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/2112p/mk2112p.html
の31万5,164円と3年連続で減少しました。
このうち、所定外給与は前年比13.5%減の1万6,672円、特別に支払われた給与は同12.1%減の5万2,734円となっています。
平均月間総実労働時間は前年比2.9%減の144.4時間で3年連続の減少。
同日発表の12月速報によると、09年12月の現金給与総額は前年同月比6.1%減の54万9,259円、総実労働時間は、同0.8%減の145.1時間。
調査結果のポイントにもある通り、前年比でみると、
・現金給与総額は3年連続の減少
・所定外労働時間は2年連続の減少
・常用雇用は6年連続の増加
となっていました。
課題となるのは、給与額の減少が3年連続という点です。
給与ベース減少と賞与カットが大きく響いたよう。
給与額減少は消費活動への影響が大きく、デフレにもつながっているといえます。
消費活動の落ち込みは、様々な業態の売上や価格構成に現実に影響しています。
最終的には企業体力が少なくなると、さらに従業員の給与に波及していきます。
まさにデフレスパイラルの状況です。
個々の企業をみれば売上好調のところもあれば苦戦をしているところもあるでしょうが、何とかマイナス要素を解消して、景気好転といきたいものです。
毎月勤労統計調査 平成21年分結果速報(概要)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/21p/dl/pdf21p.pdf
毎月勤労統計調査 平成21年分結果速報(データ)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/21p/mk21p.html
毎月勤労統計調査 平成21年12月分結果速報
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/2112p/mk2112p.html