新卒学生向け「みんなの就職活動日記」が、人事担当者向けに2010年卒学生は「ゆとり世代」と感じたか調査をしました。
結果、「とても感じた」が15.9%、次いで「やや感じた」(35.8%)を合計すると50%を超えています。
ゆとり世代だと感じた点は、
「欠勤の連絡を親がしてくる」
「『どこに就職したら良いのか教えてほしい』と言う人が多い」
「義務は果たさなくても主張だけはする」など。
また人事担当者として人を見るときの注意点は、
「話し方」が39.5%でトップ、
「立ち振る舞い」(25.3%)、「表情」(23.6%)。
調査元では総論として、「10年卒の就職活動は、当初売り手市場だったのが一転、氷河期に突入した。11年卒は就活開始当初から厳しい就職戦線が予測されており、昨年よりもう一段階冷え込むだろう。一方、企業は予算こそ縮小気味ではあるが、欲しい人材を十分に取り込める余地がある『買い手』企業と、限られた採用枠を少しでも早く手に入れたいと思う学生との間で意識の相違があるように見受けられた」とコメントしています。
(以上、記事より)
毎年、新卒学生の傾向や気質が異なると「~世代」と名付けて表現されたりしますが、ゆとり教育を受けて育った世代は、今までの学生とは根本的な考え方や行動が違うと感じる人事担当者が多いといいます。
他力本願な行動が多く自分自身で考える事が少なく、上司の指示が出るまでは決して行動しない傾向が強いようです。
全てが、ゆとり世代教育のせいとは思いませんが、少なくとも「親に連絡をさせる」などは幼稚な行動だと認識すべきでしょう。
人事・労務の知恵袋
- 採用 2010年卒就活生に「ゆとり世代を感じた」人事担当者5割超
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投稿日:2009/10/25
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