9月27日 共同通信
個人加盟の医師らでつくる「全国医師ユニオン」(東京)が27日、勤務医らを対象に電話相談を実施、29件の相談があった。
内訳は長時間労働12件、当直問題7件、残業代の不払い6件など。
研修医の親から「1日15~20時間労働で残業代も出ず、月収は約17万円。
上司からパワーハラスメントも受け、本人は『医師にならなければよかった』と言っている」との訴えのほか、大学院生から「大学病院で診療しているが無報酬。労働として認められないのか」といった相談があった。
家族からは7件あり、ユニオンは「自らは声を出せないまま、過酷な労働環境に耐えかねて辞めていった医師も多いのではないか」としている。
(以上、記事より)
医師といえども、勤務医は労働者に変わりありません。
医療サービスの問題が様々取り上げられますが、働く医師の労働条件が良くなければ、それなりの対応しかしないし、またできないのかもしれません。
高額な報酬を受けている医師がいる一方で、このような労働条件の下で働く医師もいるという現実。
医師としての志、人の命に携わる想いだけではやっていけないというところもあるでしょう。
人の命に関わる大事な職業なだけに、もっと真剣に労働条件を考えて欲しいものです。
人事・労務の知恵袋
- その他 勤務医の残業代不払い、パワハラ、医師の電話相談で訴え
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投稿日:2009/10/02
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