9月27日 NIKKEINET
三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越は26日、早期退職制度の改定について労使間で合意した。
50歳以上の社員を中心に割増退職金を従来より手厚くする。
対象を40歳未満の社員にも広げ、年内にも希望者からの申し込みを受け付ける。
今年度中に正社員の2割弱に当たる1000人程度が退職する見通しだ。
高コスト構造から脱するため、人件費の削減を急ぐ。
正社員約6200人の3割弱を占める50歳以上の社員に対しては、退職金の割り増しに加え、一定年齢以上の社員には一時金を上乗せする。
退職後に契約社員として再雇用するプランも新たに用意する。
(以上、記事より)
50歳以上の社員を中心とした早期退職制度導入のためか、割増退職金も手厚いよう。
退職後の再雇用プランもある事から、一定年齢以上の人件費を抑えた上で、再度ベテラン社員のリソースを利用したいようです。
早期退職制度を導入した場合、企業側が想定している以上に若年層が退職を希望する事があります。
再雇用市場が厳しい中での、今回の早期退職制度がうまく機能するかどうか気になるところです。
人事・労務の知恵袋
- 人事・労務 三越、早期退職制度改定で労使合意 人件費削減急ぐ
-
投稿日:2009/09/27
IT業界の人事・労務、就業規則 社会保険労務士法人スマイング
〒151-0072 東京都渋谷区幡ケ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F
新宿駅から京王新線で3分「幡ヶ谷駅」下車 北口より徒歩1分
※当サイトの文章、イラスト、写真、図や表などの無断転載を禁止します。