9月24日 Livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4360643/
製造請負・派遣業界団体である社団法人日本生産技能労務協会は2009年7月30日、製造派遣業界の派遣スタッフ及び派遣先企業を対象にした、製造業派遣の法的規制強化に関する意識調査の結果を発表した。
それによると、6月末~7月頭の時点で派遣スタッフ自身でも7割近くが「製造派遣の禁止」に反対する意見を持っていることが明らかになった。
(以上、記事より)
記事では、
アンケート結果は世間一般に報じられている「製造業派遣禁止を求める、スタッフ自身を中心とした世論の渦巻く声」のイメージとは遠くかけ離れている。
としています。
確かに以前は26職種に限定された派遣でもあり、製造業は派遣禁止とされていました。
企業側からすれば、社員雇用とは違い雇用調整がしやすいという点でメリットがあった事も事実ですし、働く側も雇用に縛られる事なく仕事に就く事ができると利用していた経緯があります。
雇用調整弁のひとつとして利用してきた企業側も再考する必要があるでしょうが、派遣社員として働く側も、派遣社員としてのメリット・デメリットを認識した上で仕事に就く必要があると捉えています。
労働者派遣法は、バブル経済を背景に法改正を繰り返し、時流に合わせて変化をしてきた経緯があります。
このような時期だからこそ、もう一度原点から見直す良い機会なのかもしれません。
アンケート結果概要/社団法人日本生産技能労務協会
http://www.js-gino.org/jouho/JSLA_enquete.pdf
人事・労務の知恵袋
- 雇用・定年 派遣スタッフの約7割が製造派遣禁止に反対
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投稿日:2009/09/25
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