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人事・労務 男性の育児休業取得率は1.23%

厚生労働省が発表した「平成20年度雇用均等基本調査」結果概要によると、男性の育児休業取得率は昨年より0.33%低下し1.23%との事。

女性は90%が育児休業を取得しているのに対し、男性の取得率は圧倒的に低い状況です。
行政は、男性の取得率を10%まで増やしたいようですが現実はどうでしょう?

男性が育児休業を取得するには企業側の理解が必要とよくいわれますが、現実として男性社員が長期間に渡って育児休業を取得するのは、仕事の面・金銭的な面からみても難しいといえます。

弊社の顧問先企業で、男性社員の育児参加を積極的に推進している企業があります。
この企業では、出産に関する休暇を2週間認めており、さらに育児休業を取得する形になっています。

男性社員が育児休業を取得しやすくするには、始めから女性社員のように長期間を想定するのではなく、出産直後の子育てサポートの意味で短期間でも取得しやすくするなど、仕事にも支障が少なく、精神的負担も少ない形で導入を支援していくのが現実的ではないかと感じています。

「平成20年度雇用均等基本調査」結果概要/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/za/0818/d02/d02.html

調査結果の概要
http://www.mhlw.go.jp/za/0818/d02/d02-01.pdf

投稿日:2009/08/20
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