ソフトバンク・ヒューマンキャピタルで実施した「転職希望者と転職非希望者の意識調査」アンケート結果より
現在の会社の業績を半年前と比較してどのように感じているか?
→7割が不況を実感している
「やや不調である」27.5%
「不調である」39.5%
転職希望者は異業界での年収アップに期待
「年収をアップさせたいから」49.0%
「やりがいのある仕事をしたいから」48.5%
「スキルアップしたいから」36.0%
「人間関係の良い職場で働きたいから」31.5%
「年齢を考えると最後のチャンスだから」28.0%
約6割の人が異業界への転職を希望
「異業界の同職種」31.0%
「異業界の異職種」30.0%
転職したくない理由は「次の転職先が見つかる保証がないから」
「経験やスキルの自信の差」が転職を希望しない理由に大きく影響している
経験やスキルに自信がある人
「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」42.7%
「現状に不満がないから」34.4%
「今の会社でもっと経験を積みたいから」19.1%
経験やスキルに自信がない人
「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」49.3%
「自分の経験やスキルに自信がないから」34.8%
「現状に不満がないから」29.0%
6割の人が現在の会社で定年まで働くことを希望
「経験やスキルに自信がある人」の場合、現在の会社内で評価されることで会社に対する不満も少なく、「定年まで働いても良い」と考えている人が多くなっている
「現在の会社で定年まで働きたいと思う」24.0%
「どちらかというと現在の会社で定年まで働きたいと思う」36.5%
(以上、結果より)
採用市場で買い手有利とされる市況の時には、中小企業でも優秀な人材が確保しやすいとされています。
一方で今回のアンケート結果のように、先行きに不安を感じ転職にあまり前向きにならない傾向もみられます。
採用条件によっては、自分のスキルや可能性を活かせるとして転職を考える人もいます。
こんな時期だからこそ、魅力ある企業に惹かれます。
うちの会社ではこんなスキルを活かす事ができます、
うちの会社ではこんな事業をし、こんな人達が集まってがんばっています、
うちの会社では将来に向けてこんな取り組みをしています、
などと、決して誇張する事なく正直に伝える事が、転職を希望する人たちに対して自社の魅力をアピールできると感じています。
転職希望者と転職非希望者の意識調査(ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社)
http://www.softbankhc.co.jp/press/release/fy2008/20090219/130000.html