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労働保険料の申告が、6月1日から始まります。

労働保険料とは労災保険と雇用保険の両方を意味するもので、保険給付は個別にに行われていますが、保険料の徴収については、両保険は「労働保険」として一つのものとして取り扱います。

事業主は、労働者を一人でも雇っていれば労働保険に加入し、労働保険料を納付する必要があります。

労働保険料は、年度当初に概算で申告・納付し、翌年度の当初に保険料を確定し申告・精算することになっており、前年度の確定保険料と当年度の概算保険料を併せて申告・納付するという形になります。

この保険料の申告・納付の手続きを「年度更新」といい、例年6月1日から7月10日までの間に行います。

保険料の申告・納付を行うにあたり、1年度で支払った賃金・賞与額を集計しなければならず、集計にあたっては、保険料に含まなければならない賃金を確認する必要があります。

出向者がいる場合は、出向元の賃金に含めて計算するなど、様々なルールがあります。

この賃金計算支援ツールとしてエクセルシートが公表されており、計算結果を申告書に転記できるようになっています。

今年初めて申告手続きを行う際に活用できそうです。

「年度更新申告書計算支援ツール」掲載ページ(厚生労働省)

 

上記内容に関連する「手続き業務のアウトソーシング」ページもご覧ください。
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