【今回のワンポイント】
1.離職率・平均勤続年数は、就業環境を図る基準になる
2.退職者が増えていると感じる際には、離職率から自社の課題を考えてみる
採用面接などで離職率を聞かれることがありますが、これはどのように算出したらよいのでしょうか?
また、その質問の裏にある応募者が知りたいポイントはどんなことなのでしょう。
離職率の算出方法については、法律上、特段の定めはありません。
また、その質問の裏にある応募者が知りたいポイントはどんなことなのでしょう。
離職率の算出方法については、法律上、特段の定めはありません。
一般的には「起算日(年度初め)から1年間の離職者数 ÷ 起算日時点での在籍者数」で計算する方法が用いられます。
これ以外でも「新卒社員の3年以内の離職率」や「中途社員の1年以内の離職率」とする場合もあります。
応募者が離職率を知りたい理由として考えられるのは、離職率の高低により、社員の職場環境に対する満足度や、社内の人間関係性に問題がないのか、また長期的に働ける環境(産休・育休制度が取得しやすい等)が整っているかなどの、
ちなみに、面接の際に応募者がこのような質問をするのは、就業環境だけで会社を判断するという印象を企業側に与える可能性があると捉え、
離職率だけで会社の就業環境が図れるものではありませんが、社員の定着率が良くないというのは、何かしら働きにくい理由があると考えるべきでしょう。
どうも最近退職者が増えている、定着率が良くないと感じる場合には、職種ごとの平均勤続年数や離職率を確認し、さらには同業他社との比較などもしてみる事で、自社の就業環境に関する問題点がみえてくるかもしれません。
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