公的年金制度は、日本以外にも多くの国で制度が設けられています。
外国に派遣される日本人や、外国から日本に派遣される外国人は、自国の年金制度との二重加入となり保険料を多く支払わなければならなかったり、保険料を払っていても年金をもらえないという事になったりします。
このような二重加入や年金未受給を防ぐために、相手国と社会保障協定を締結し、公的年金制度の適用範囲を調整したり、年金加入期間を相手国での加入期間に通算できるようにしています。
現在、15ヶ国と協定が締結され、予備協議中を含め8ヶ国と協議をしています。
今回公表された資料は、社会保障協定を締結している国の年金制度と日本の年金制度を比較したもので、制度体系や支給開始年齢を把握できるものとなっています。
他国に比較すると、日本の加入期間が長かったり、支給開始年齢が遅いのが分かります。
年金制度の国際比較
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/pdf/shogaikoku-hikaku.pdf
海外の年金制度
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/shogaikoku.html
海外で働かれている皆様へ(社会保障協定)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/shakaihoshou.html