予防医学の世界では、ヒトの寿命を決めるものは、「つながり」のような社会的要因ではないかという研究が進んでいます。
寿命は、戦後の日本人を考えると栄養や医療、喫煙・飲酒率、遺伝子を調べても説明できないことが多く、日本人が世界一長生きなのは謎でした。
日本人は災害が起こっても犯罪が少なく、行列に大人しく並ぶなど、お互いを信用しているといった社会的環境要因である「つながり」が強い社会のため、健康に影響を及ぼし長寿であると注目されました。
お酒の場を通して絆を深めるのは、日本の伝統的習慣でもあり、「ノミニケーション」という言葉があるくらいです。
高い離職率に悩んでいたある企業が、毎月定期的に会社の飲み会を開催することによって、離職率がゼロになり社員数が倍になったという事例もあります。
「会社の飲み会」に関するNHKの調査によると、職場での付き合い方は「部分的・形式的」が望まれる傾向になっており、社員一人ひとりの価値観はそれぞれです。
飲み会ではなくとも、同僚や上司とコミュニケーションを図り、「つながり」を強くする施策をすることで、社員が健康的になり、離職率の低下や生産性の向上につながるのではないでしょうか。
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https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412
参考)「会社の飲み会」付き合い悪いと思われそうで断れない。どうすればいい?
http://president.jp/articles/-/18117