長時間労働の是正など、企業は多様な働き方ができる環境の整備が求められきており、社員が働きたくなる職場環境の整備は、社員の士気を高めるだけでなく、優秀な人材の確保にもつながります。
ヤフージャパンは「週休3日制」の導入を検討し始めましたが、多くの企業では、人出不足もあって、労働力の観点から導入できる可能性が一部の企業に限られています。
月に一度、金曜日の午後を活用するという案で、経済産業省や日本経団連が掲げる毎月最終週の金曜日は午後3時に仕事を終えるという「プレミアムフライデー構想」は、日本全体に広まる可能性があります。
スマホコンテンツ事業などのユナイテッド株式会社は、毎月第三金曜日の午後が半休になる制度を昨年5月に導入を開始して1年半が経過しました。
この半休を、社員がどのように過しているのかというと、「歯医者と病院を予約した」「平日で宿泊料が安い金曜から旅行に」「市役所や銀行など、働いていると行きづらい機関をまとめて訪問」などと、土日併せて休日利用をしたり、年次有給休暇を利用しないとできないものに利用しています。
この会社で導入した目的は、社員一人ひとりの生産性を高め、創造性を向上させることであり、導入した結果として「月一度の半休をどう活用するかという意識」と「それに向けてこの一週間の働き方をどうするかを考える意識」が社員に芽生えたと社長はコメントしております。
社員の生産性を高めたり、優秀な人材の確保というコンとロールの難しい目的を達成するには、まず社員と会社の「関係性の質」を改善することが重要であり、月に一度、金曜日を半休にする制度を導入するなど「社員が働きたくなる職場環境の整備」と併せて取り組むことが効果的です。
社員がイキイキする職場にしませんか?
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412
参考)月に一度「週休2.5日」なんてどうでしょう
~「プレミアムフライデー」の有効性を先取り企業から検証する~
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/120100502/?i_cid=nbpnbo_tp&rt=nocnt