人事評価制度で全国1,000社以上に導入実績のある、あしたのチーム社の高橋代表によれば、次々と人が辞めてしまう「残念な会社」には、以下の6つの特徴があります。
1. 社員を甘やかし、ほめてばかりいる
・「ほめる」と「甘やかす」の違いを認識できず、
社員の生産性低下を招きやすい
2. 「ワンフレーズ」で企業の方針を示している
・スローガンではなく、具体的で明確な目標が必要
3. 中途入社の社員に前職と同じ給与を保証している
・長く働いてきた社員の不満につながりやすい
4. 下の評価は上司が「何となく」決めている
・何を基準に評価されているかわからなくなる
5. 社員が遅くまで一生懸命働いている
・長時間労働による様々なリスクが生じる
6. 「結果」だけで社員を評価している
・成果主義による風土悪化などの弊害が起こりやすい
こうした会社は、なかなか人が定着せず、業績が上がらず、やがては人的倒産の危機に瀕してしまいます。
社員一人ひとりの「本当の価値」を見極めて、それに見合うだけの待遇を与えることが重要です。
人事評価制度を給与査定だけのためではなく、上手に活用すれば、有能な社員を定着させ、今いる社員の能力の底上げを図ることができ、業績アップにつなげることができます。
人事制度は「社員の成長発展=会社の成長発展」に貢献するしくみであり、社員がこの会社で働きたい!と思える会社づくりにかかせない仕組みです。
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https://www.nari-sr.net/media/seminar/201702-03
参考)離職者の多い会社にありがちな6つの特徴
~社員を適正に評価できない会社は伸びない~
http://toyokeizai.net/articles/-/183393