2020年には、ミレニアル世代(1982~1996生まれ)が世界の労働力人口の35%を占めると言われており、この世代を理解することは、これから企業が人材を確保する上で重要になります。
マンパワーグループ社の「ミレニアル世代のキャリア2020年に向けたビジョン」によれば、ミレニアル世代はSNS等の何事もシェアされ評価され、即座にフィードバックが得られるペースが速い世界に慣れ親しんでいるため、短期間で成長できる多様なキャリアを求めていることがわかりました。
ミレニアル世代を引き付け・確保・育成する方法は以下の6つになります。
①安定したキャリアの提供
自己研鑽とOJTを通じたキャリアアップ事例を社内で共有する
②ミレニアル世代を評価する
頻繁に直接的なフィードバックを伝え、評価し、情報共有を促すツールの導入も検討する
③キャリアの多様性、流動性の確保
多様なチームと様々なプロジェクトに関わる機会を作り、社内で新たな機会に対する欲求を満足させる
④キャリアウェーブにのり、柔軟に対応する
個人的な理由での休暇も想定に入れ、休暇取得することを企業文化として受け入れる
⑤定期的なキャリア面談の実施
年次ではなく短期的な目標を重視し、面談を通じて定期的にキャリアパスと能力開発の状況を確認する
⑥新たな就労モデルを受け入れる
フルタイム勤務以外にも働く場所や時間、働き方の柔軟性を高め、プロジェクトの多様性を増やす
ミレニアル世代に効果的な対策は、70年代~90年代と次第に雇用の不安定さが深刻化した両親世代の体験を経て、労働市場へと参入した世代のため、この世代がどのように働く世界を捉えているかを理解することは、それ以外の世代にも効果的です。
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