公益社団法人の全国求人情報協会の調査により、大学を卒業して就職後、3年未満で転職した人の約70%が満足していることが明らかになりました。
最初の仕事を辞めた理由については「仕事内容への不満」が約52%でトップ、「人間関係への不満」が約41%と続いています。
転職後の賃金については、「1割以上増加」約29%だったのに対し、「1割以上減少」は約46%と半数近くに上り、賃金そのものは目減りするケースが多いものの、減少した人でも60%強が転職に満足していると答えています。
また、約32%の人は以前より規模の小さい企業に移ったが、うち70%は転職に満足していると回答しており、同協会は「転職後の満足度を左右するのは企業規模や賃金だけでなく、やりがいや労働環境など多様な要素がある」と分析しています。
人手不足により、採用力強化のため、賃金体系委を見直す企業が増えていますが、転職後の調査にもあるように、賃金体系等のハード面だけではなく、やりがいや労働環境などソフト面も重要になります。
人事の3本柱と言われている「採用」「教育」「評価」を見直す方法が効果的かもしれません。
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