サイボウズ社の調査により、東京オリンピック開催中は「本音をいうと会社を休みたい」と考えているビジネスパーソンが約7割ということがわかりました。
会社を休みたい理由は「交通混雑が嫌だから」(約73%)が最も多く、次いで「大会を観戦したいから」(約53%)、「出社しても仕事自体が滞りそうだから」(約31%)となります。
東京オリンピック期間中の通勤や仕事上の移動に「不安がある」と答えた人も約7割となり、理由としては「移動に時間や手間がかかりそう」(約92%)、 「混雑により暑さが増しそう」(約59%)、「業務スケジュールの調整に影響が出そう」(約32%)などの意見が挙げられています。
企業の対応について、自社の働き方整備に関わっている人に聞くと、「すでに対策検討を進めている/対策が決定している」と答えた人は15%、「検討を予定していない」という人は約39%となります。
サイボウズ社は「多くの人が混雑を不安視する一方、必ずしも企業側の対策が進んでいるわけではないようだ」とコメントしています。
また、「対策検討の予定がある」という人に具体的な内容を聞くと、「時差通勤」「スケジュール調整の推奨」「有給休暇取得の推奨」といったスケジュール調整に関する取り組みが上位を占めています。
東京都は、東京オリンピック開催に向けて、テレワークの導入、ボランティア休暇の取得、時差出勤の取得を促進しており、これらに関する助成金も拡充しております。
平成31年雇用・労働分野の助成金のご案内
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20170523