マーケティングフルサポート社による、ワーキングマザーを対象にした実態調査によれば、4割近くが現在の働き方に不満を感じていることが分かりました。
現在の働き方に「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した人は62.1%となり、「どちらかというと不満である」「不満である」と答えた人は37.9%でした。
理想の働き方で最も多かったのは「在宅ワーク、リモートワークで働く」(21.0%)が最も多く、順に「家の近くで働く」(12.8%)、「仕事と家庭の両立ができる職場で働きたい」(11.9%)となります。
現在、仕事やキャリアに関連した勉強をしているかという問いに、36.2%が「はい」と回答しており、勉強している内容は「現在の仕事に直接関連した分野」「現在の仕事の周辺領域」の比率は高くなっております。
この度、東京都は女性従業員のキャリアアップ応援事業を開始しております。
女性活躍推進法に基づく行動計画の策定支援や、管理職を目指す女性向けのスキル習得支援、キャリアアップについて考えるセミナー、企業経営者や男性管理職を対象とした研修、個別メンタリングやコンサルティングなど、12の支援プログラムをすべて参加無料で開催しています。
上記調査によれば、現在の仕事に関連している分野、周辺領域の勉強をされている方が多いようです。
ワーキングマザーだけではなく、女性活躍などを推進している東京都の企業は、是非活用してみてはいかがでしょうか。
2022年は4月と10月に、育児介護休業法が改正されますので、併せて新たな制度を検討してもいいかもしれません。
テレワークにも欠かせない人事評価の仕組みづくり