6月14日、東京都は、都内企業の男性従業員の育業取得率向上を目指し、「男性育業推進リーダー設置企業」認定制度を開始しています。
育業経験がある男性を「男性育業推進リーダー」として設置し、男性育業を社内外に推進した企業を「男性育業推進リーダー設置企業」として認定し、さらに中小・中堅企業等には、認定と併せて奨励金を支給になります。
「男性育業推進リーダー設置企業」認定制度のご案内
「男性育業推進リーダー設置企業」とは
直近２か年度で同一の子について合計30日以上の育業経験がある男性を「男性育業推進リーダー」として設置し、男性育業を社内に広めるための課題の洗い出し・目標設定・社内研修等の所定の取組を行います。また、グループ企業等と連携・協力して、グループ企業等においても男性育業の推進を図ります。これらの取組により、男性育業を社内外に推進した企業を「男性育業推進リーダー設置企業」として認定し、中小・中堅企業等には認定と併せて奨励金を支給になります。
「対象事業者の要件」
・都内に本店登記があり、かつ、都内で事業を営んでいる企業等
・都内勤務の常用労働者を５名以上、かつ６か月以上継続して雇用していること
・都内で事業を営んでいるグループ企業又は連携企業等が１社以上あること
・育業対象となる男性労働者が、中小企業等は１名以上、中堅企業等・大企業等は３名以上在籍していること
・直近２か年度に、同一の子につき合計30日以上の育業をした男性労働者等が１名以上在籍していること
・直近２か年度の男性育業取得率が79％以下であること
※その他要件あり
奨励金（100万円）を活用して認定を受ける場合、事前エントリーになります。男性の育児休業の推進する意向の企業は、認定を検討してはいかがでしょうか。
なかなか聞けない他社事例！採用・定着の向上、組織風土改善のポイント