人事評価制度において、12月を評価期間の最後の期間としている企業も多いように見受けられます。そのため、年末年始は人事評価に関連するご相談が増えるように感じます。
人事評価制度の内容は、各社によって異なりますので様々ですが、入社間もない従業員も評価の対象にしているか、試用期間中の対象者なのか、これまでの中間フィードバックの状況がどうだったのか、会社の方針はどうなのかなど、ケースバイケースです。
人事評価は人事権の行使として、企業に一定の裁量が認められていますが、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、人事権の濫用として無効になるとされています。
コーナー社の調査によれば、今後のAI時代において「評価される優秀人材」に共通する能力について、論理的思考・問いを立てる力・関係構築力・仮説構築力・テクノロジー活用力が上位に挙げられているようです。
人事評価制度は基準が明確であるほど、従業員の満足度につながり、客観的合理性にもつながると考えられます。
問いを立てる力・関係構築力・仮説構築力などを評価項目に盛り込むとすれば、具体的な基準の決め方は検討のしがいがあるかと存じます。