4月から様々な新制度がスタートしますが、人事労務面では、保険料の引き上げや労働基準法改正が施行されます。
●国民年金保険料
440円アップし月額保険料は15,100円に。
●健康保険料(協会けんぽ)
健康保険組合に加入していない中小企業が加入している
都道府県別に保険料アップ(平均保険料率9.34%、1%以上アップ)
●残業時の割増賃金率(中小企業以外)
労働基準法改正により月間60時間を超える残業時の割増賃金率が25%→50%に
●雇用保険料※3月30日法案成立予定
0.8%→1.2%に引き上げ。
従業員負担は0.6%、企業負担は0.95%に。
労災保険率は現行通り
■診療報酬(病院にかかったとき)
全体で0.19%引き上げ。薬価は引き下げ。
健康保険料と雇用保険料の引き上げは、企業の人件費アップにもつながり、
平均月収30万円の従業員が50名とすると、年間135万円程度の負担増となります。
毎年9月には厚生年金保険料も引き上げられますので、合わせた負担額はじわりと影響を与え、企業にとっては負担アップの新年度スタートとなりそうです。
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人事・労務の知恵袋
- 法改正 4月からこう変わる 保険料引き上げアップ
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投稿日:2010/03/30
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