厚生労働省では、11月に労働時間適正化キャンペーン月間を実施し、
時間外労働協定の適正化等による時間外・休日労働の削減
長時間労働者への医師による面接指導等労働者の健康管理に係る措置の徹底
労働時間の適正な把握の徹底
を中心に、関係者に対して広く周知・啓発等を行い、その主体的な取組を促進するとともに、改正労働基準法の積極的な周知を図ることをすると発表しています。
これを元に、各労働基準監督署では以下を実施するとしていますので、定期監督も重点的に実施されるものと思われます。
●周知・啓発の実施
集団指導の場等を活用し、長時間労働の抑制等の労働時間の適正化や、改正労働基準法の趣旨・内容等に関する周知・啓発
●重点監督等の実施
時間外労働協定の適正化に係る窓口指導を徹底するととともに、長時間労働の抑制等の労働時間の適正化を図るための監督指導を実施
過重労働が原因となるメンタル不全等の健康の悪化を予防し、かつ長時間労働に対する賃金不払いを解消するという意味では、労働時間の管理方法と給与支払いの実態・法令順守については、これまで以上に是正指導の対象とされるものと思われます。
人事・労務の知恵袋
- その他 11月は労働時間適正化キャンペーン月間
-
投稿日:2009/10/08
IT業界の人事・労務、就業規則 社会保険労務士法人スマイング
〒151-0072 東京都渋谷区幡ケ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F
新宿駅から京王新線で3分「幡ヶ谷駅」下車 北口より徒歩1分
※当サイトの文章、イラスト、写真、図や表などの無断転載を禁止します。