厚生労働省より、パートタイマーの「要素別点数法による職務評価の実施ガイドライン」が公表されています。

要素別点数法とは、職務内容を構成要素ごとに点数化し、その大きさを比較する手法になります。

今回のガイドラインでは、パートタイム労働者と正社員の均等・均衡待遇がどの程度確保されているかをチェックすることができ、パートタイム労働者の果たしている職務をより正確に把握し、納得性を高めるために役立てることができるとしています。

雇用形態に関わらず、社員の仕事ぶりを客観的に評価するというのは難しいもの。

流通業・小売業のようにパートタイム労働者を積極的に活用しているところでは、一定の評価基準も整っていると思われますが、多くの企業ではパートタイム労働者の仕事ぶりを客観的に評価するための手法を活用しているわけではありません。

ガイドラインを参考に、自社のパートタイム労働者を評価する基準を設ける・見直してみるのも一考でしょう。

要素別点数法による職務評価の実施ガイドライン(全体版)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/06/dl/tp0605-1-guide1211.pdf


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