人事・労務の知恵袋

その他 平成19年の新入社員はデートレーダー型?

毎年恒例となっている新入社員のタイプ分け。

財団法人社会経済生産性本部から、今年は「デイトレーダー型」と発表されました。

デイトレーダーは、1日の間に何回も株取引をし細かく利益を確保する方法を行う、ネット上の個人投資家になぞらえたよう。
就職した会社とともに育っていこうとは考えず、常によい待遇、よい仕事を求めて『銘柄の乗り換え』(転職)をもくろむ傾向があるとしています。

戦後最長の景気回復局面にあることを背景に、今年は久々に大量採用が実現しましが、(学生側が有利な)売り手市場だっただけに、早期転職が予想されるとみており、企業が以前のような企業戦士型の人材を育てようとしても「その期待は裏切られる」と指摘しています。

財団法人 社会経済生産性本部ニュースリリース


毎年発表される新入社員のタイプですが、始まりは昭和48年との事。34年前から行われているですね。
ちなみに平成18年はブログ型、平成17年は発行ダイオード型、平成16年はネットオークション型。
しっかりと世相やブームを反映したネーミングになっているものです。

毎年、新卒採用をお手伝いし学生の動きを見ていると、その年その年で行動パターンが異なりますので、やはり世代別の気質や傾向はあるように感じます。

さて御社の新入社員は今年のタイプに当てはまりそうでしょうか?

投稿日:2007/03/27
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