口癖は「これ大丈夫でしょうか?」の社員、よくみかけます。
心配なら準備すればいいし行動すればいいのに「心配です」と言い、なかなか重い腰をあげません。
やり始めたら、やり始めたで、何度も同じチェックをします。
回数ばかり増やしても、チェックの中身が大事。
時間ばかり経っていきます。
心配し過ぎず、どうすれば解決できるかを考え、まずは行動。
労務管理も一緒ですね。
どこに心配の種があるのかを探り、解決できるかを考え、手を打つ。
パフォーマンスが良くない社員がいると嘆くのではなく、なぜパフォーマンスが良くないのか、原因を探り解決策を考え、手を打つしかありません。
※以下、武蔵野の小山昇社長のメルマガより引用
「大丈夫かな?」と心配する人が多く居ます。
ウチの家内も、娘が学習塾に通っている頃、終わるのが夜8時だから、帰りが心配だと言っていました。
そんなに心配するのなら、夜8時に学習塾まで行って、出てきたらピックアップして連れて帰ってくれば良いのです。
心配をするとは、余計な仕事を作るということです。
会社でも同じです。
やらなくてもいい仕事をやっていて、それを引き継くと、後任はそれが正しい仕事だと思ってしまいます。
ですから、心配だったら、まず【身体を動かす】こと。
世の中は、リーマン・ショックとか、バブルとか、東日本大震災とか、増税とか。
どこの会社の社長も社員も、みんな大丈夫か?と不安に思っています。
私は、一度もそんな心配をしたことがありません。
【困ったことがあったら、お客様のところに行って聞いてくれば良い】のです。
マーケットはなくならないのだから。
心配して余計な仕事をあれこれするよりも、【お客様に聞く、現場に行く、同行をすれば良い】のです。
店長時代に私は、ずっと同行をしていました。
中嶋が、ちゃんとレンタルをしているかどうか、信用していなかったので(笑)。
当時、私は、競馬をやっていて双眼鏡を持っていたので、歩道橋の上で見ていたのです。
どういうルートで回り、何時頃通過するかがわかっています。
お客様のマットを交換した後、そのマットを踏みつけていないかどうかも、見ていました(笑)。
中嶋だけではなく、部下全員です。
ルートマンが帰ってきて、「○○さん、ちゃんとレンタルやってきた?」と訊くと「はい、やってます」と答えます。
「△△さんのお店でマットを踏みつけていたじゃないか!」と言うと、「ぇぇえっ!?…」と(笑)。
このように、私は、店長時代【すべて現場でチェック】をしていたのです。
(ここまで)