この春就職する女性の新入社員のうち、将来、課長などの中間管理職以上を目指すと
答えた割合がおよそ53%となり、4年連続で増えたとするアンケート結果がでました。
アンケートによると、将来目指すポストについて「課長などの中間管理職」が23.2%、「部長クラス」が16.2%、「役員クラス」が11.5%、「社長」が2%となりました。
これにより「課長などの中間管理職」以上を目指すと答えた割合は合わせて52.9%となり、4年連続で増えました。この4年間ではおよそ14ポイント増えたことになります。
一方で、「社会に出ることへの期待と不安」について、男性一人あたり2.06に対し、女性一人あたり2.25と、女性は男性よりも多くの不安を感じている、という結果になっています。
また就職活動の実態として、内定企業数の4年連続の増加、女性の就職活動の満足度とも
同アンケート開始後最高水準を記録しています。
新卒採用を行っている企業では、女性の方が優秀な学生が多いと感じる機会も多いと聞きます。
就活生の「売り手市場」への転換は、女性新入社員が社会に出ることへの不安があっても、
女性の活躍の場が広がるという意識に繋がっているように感じます。
参考)2016年春の新入社員を対象にしたアンケート調査
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2015/pdf/20160331_01.pdf
女性活躍推進法ページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html