ユニリーバ・ジャパンが2016年7月1日より、「WAA」という新人事制度を導入しました。
「WAA」とは、Work from Anywhere and Anytimeの略で、社員一人ひとりが自分の能力を最大限発揮できることを目的に、成果につながらない時間を減らし、業務効率の改善を図り、生産性を高められるように働く場所・時間を社員が自由に選べる制度のことです。
上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所(自宅、カフェ、図書館など)でも勤務ができ、平日の6時~21時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められ、期間や日数の制限もありません。
多様性のある働き方は、仕事と介護や子育てとの両立、女性の管理職登用にも影響を及ぼし、優秀な人材の離職防止や、新制度導入をアピールすることによる採用力の強化も期待できます。
時間も場所も、文字通り「社員の裁量に任せる働き方」は、社員間での信頼関係や会社との信頼関係があってこそ実現できるものであり信頼関係があってこそ、制度も効果的に活用されます。
会社の方針を明確に示し、仕事のやりがいや会社への誇りを持つために、管理職や同僚がそれぞれ自分らしさを発揮し、お互いに承認し合うことが近道です。
今後も、労働力人口は減り続けていくとされています。
働く社員が足りないと感じてからでは、遅すぎるかもしれません
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参考)ユニリーバ・ジャパン、新人事制度「WAA」を導入
https://www.unilever.co.jp/news/press-releases/2016/WAA.html