行動経済学教授のダン・アリエリによる、アメリカ人の工場勤務者を対象にした報酬に関する研究によれば、社員のその日一日の仕事のモチベーション・生産性が最も上がるのは、1位が「ピザ」、2位にが「褒め言葉」、一週間全体では、「褒め言葉」でした。
目標を達成した社員の自宅に直接ピザをデリバリーすることで、家族からも尊敬の眼差しを得られるようにすれば、ピザが一週間全体でも1位になったと教授は想定しています。
ちなみに自分だと、ピザ一週間はツライ!お寿司が届いたら嬉しい気がします。
ジム通いを継続できる人のモチベーションの調査でも、ウェイトリフティングなどで感じるポジティブな経験(外因的なモチベーション)と合わせて、エクササイズを通じて湧き上がる内因的なモチベーションがあることがわかっています。
人は、自分の仕事が感謝されている、相手のために役に立っていると感じている場合に、より一層頑張って働くことが明らかとなっており、感謝などの社会的要因は、幸福感や仕事でのやる気の形成に大きな役割を果たします。
仕事をする本人も、自分が何によってやる気が出るかが分かれば、より一層頑張りがいがあるというわけです。
上司や同僚から自分の行った行為を感謝されたり、認められるのは、内発的モチベーションを高めることに効果的ですし、また、ピザなどの社員同士がシェアできる食べ物によっても、モチベーションは上がるでしょう。
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参考)現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究)http://karapaia.livedoor.biz/archives/52224514.html