人事・労務の知恵袋

人事・労務 会話によって、部下のやる気と引き出すには

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

部下のやる気を上げ、育成することは上司の任務でです。

「褒めること」と「話を聞くこと」は部下との会話によって、やる気を引き出す方法として重要ですが、ある部下には褒めることで、やる気を上げられるのに、褒めてもプレッシャーを感じるので余計なお世話だと感じる部下もいる、というお悩みをお聞きすることがあります。

「褒めること」は具体性と時間差というコツがあります。
具体的に褒めることによって何が喜ばれたのかがわかり、その後の行動にも影響を与え、
その場でお礼をいった後に、夜メールで褒める等の時間差で褒めることで、より一層感情に訴えかけることが出来ます。

「話を聞くこと」は最後まで聞くことが鉄則です。
日本語の文法の構造上、話を最後の最後まで聞かないと、否定しているか肯定しているかがわかりませんし、話の途中で遮られると、感情を害してしまいます。
日本だけでなく世界共通のルールです。

行動を褒めることを行動承認、結果を褒めることを結果承認、話を聞くことを存在承認と言い、承認には様々な方法があり、部下のやる気をあげることに効果的です。

承認力を向上して、部下のやる気をあげませんか?
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https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412

参考)“時間差褒め”“最後まで聞く”部下をやる気にさせるトーク術
http://president.jp/articles/-/20165

投稿日:2016/10/04
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