カルビーは2017年4月以降に、多様な働き方を認めることで、優秀な人材を確保することを目的に、自宅など社外で勤務する「テレワーク」の上限日数の週2日を撤廃し、制度上において毎日テレワークが可能にすることがわかりました。
現制度では、前日までに上司の許可を得れば、週2日まで自宅でのみ勤務でき、社員は配布されているノートパソコンで仕事をし、翌日上司に成果を報告する仕組みですが、新制度では日数の上限をなくすことに加え、自宅以外のカフェなどでの勤務もできるようにする予定です。
実際には「顔を見て話しあう必要もあり、週1回程度は出社することになるだろう」と同社幹部は想定しています。
総務省の2015年の調査でテレワークを導入している企業は16.2%、2013年の9.3%から伸びており、カルビーのように全面的にテレワークを認める企業は異例ですが、共働きの社員や育児、介護を担う社員が増え、テレワークを認める動きも広がっています。
政府が進める「働き方改革」は、優秀な人材の確保、離職の防止、社員の生産性向上が企業に必要になります。
多様な働き方を支援する雇用関係の助成金もあり、社員の生産性向上につながる人事制度に使える助成金も2017年度に予定されています。
生産性アップ!業績アップ!の人事制度で、働きたくなる会社にしませんか?
https://www.nari-sr.net/business/personel_management_system
参考)在宅勤務、毎日OK カルビー、日数制限撤廃へ 多様な働き方用意
http://www.asahi.com/articles/DA3S12780647.html