30歳以上の社員の約6割が、年下社員との接し方で悩んだことがあると、エン・ジャパン社の「年下社員との接し方」の調査により明らかになりました。
年下社員と接する上での悩みの内容は、「叱るのが苦手」(43%)、「ジェネレーションギャップを感じる」(42%)、「何を話していいかわからない」(36%)と続き、年代別に見ると、30代は「嫌われないか心配」、「パワハラにならないか心配」、40代以上は「ジェネレーションギャップを感じる」などの項目が特に際立っていました。
具体的には「不遜な態度を終始とる若手社員に困ってしまう」「会社から若手が辞められては困るので言動は慎重にと言われている」「挨拶のできない若者にイライラしまう」などの悩む声もありました。
年下社員とうまく付き合うコツを伺うと、「良いところを褒める」(67%)という回答が過半数を占めました。
年下社員の接し方に悩む社員が多いようですが、人は生まれながらに自分が必要とされていると実感し、相手に認められたいという承認欲求をもっています。
「叱る」「褒める」ことが苦手だという社員も多くいますが、コミュニケーションの基本は相手を観察することであり、相手を観察していなければ、具体的に「叱る」「褒める」こともできません。
職場でちょっとした声がけをするだけでも、相手が自分を見ていてくれると思ってもらうだけで承認欲求を満たし、コミュニケーションが円滑になっていきます。
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参考)年下社員との接し方に悩む人は約6割 うまく付き合うコツとは?
http://www.zaikei.co.jp/article/20170630/381290.html