東京都では、7月11日から25日までの間、通勤時間をずらすなどの働き方改革「時差BIZ」を実施する予定です。
「時差BIZ」とは、社会の生産性向上のための重要な課題のひとつである満員電車の混雑緩和を目的とし、通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつです。
この取り組みには、200社以上の企業が参加予定で、期間中鉄道会社は早朝出勤者に対し、ポイントを付与するなどの特典を用意し、参加企業に対し、時差出勤やテレワークなどオフピーク通勤に資する働き方や取組みを表彰する「時差BIZワークスタイル部門」、時差Bizの普及啓発に資する取組について表彰する「時差BIZプロモーション部門」など、表彰制度を設けております。
参加を申し出ている企業は、社内の制度利用率の向上、ニュースやメディアによる積極的に制度を利用できていない社員への働き方の変革へのきっかけといった目的が多く挙げられています。
働きか方改革という言葉を良く耳にするようになりましたが、制度を整えても利用する社員がいなければ意味がありません。
平成29年度は、朝方の勤務や労働時間等の改善、テレワークの導入など、働き方改革を支援する雇用関係助成金も多く出てきており、助成金をきっかけに制度の整備と利用の促進をしてもよいのではないでしょうか。
平成29年度雇用関係助成金のご案内
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20170523
参考)朝が変われば、毎日が変わる「時差BIZ」
https://jisa-biz.tokyo/