旅行会社エクスペディア・ジャパンの調査で、日本人の年次有給休暇取得率は6年連続ワースト1位と明らかになっておりますが、30年前に比べると一人の人間が1日に受け取る情報の量は5倍に増えているため、ますます脳にも休息時間と休暇が必要だと数々の研究で示されています。
米国の4000万人、人口の18%が不安障害に苦しめられていると言われており、人間の脳は生体周期上、90〜120分しか集中力を維持できず、1日の大半をスマートフォンなどの通知や刺激を受けて過ごすようにはできていためです。
ロチェスター大学で研究によれば、脳細胞の間の空白は、眠っているときは60%増え、脳内の脳脊髄液が、起きているときの10倍の速度で流れ、睡眠を十分に取ることで、脳をリフレッシュし、集中力や生産性、健康が高まります。
日常生活の中で瞑想や運動など脳の休息時間を取り込み、毎晩ぐっすり眠ることも重要ですが、きちんとした休暇とることも脳をリフレッシュし、生産性を高めるには必要です。
平成29年度は、休み方や年次有給休暇取得促進を支援する雇用関係助成金も出てきておりますので、社員の脳をリフレッシュし、生産性向上に取り組むキッカケにしてはいかがでしょうか。
平成29年度雇用関係助成金のご案内
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20170523
参考)情報時代だからこそ、脳には休息時間が必要
https://www.lifehacker.jp/2017/07/170714_brain_breaktime.html