日本政府が掲げる働き方改革にともない、「ワークスタイル変革」「生産性向上」といった言葉を良く耳にするようになりましたが、様々なコンサルティング会社や調査会社の調べによって「社員エンゲージメント」という指標が満足度やコミットメントよりも、業績に与える影響が大きいことがわかってきており、グルーバル企業では社員エンゲージメントを高める取り組みが始まっています。
エーオンヒューイット社の調べでは、日本人の「社員エンゲージメント」は世界平均65%に対し、調査開始以来ここ数年40%未満と調査対象国中最下位であり、日本人の労働生産性が先進国の中でも20年以上最下位という結果と相関性があるかもしれません。
「社員エンゲージメント」とは、「社員の会社への自発的貢献意欲の持続性」、「社員が自分の仕事に対する誇りと情熱を持ち、主体的に仕事で期待以上の成果を出そうと頑張る気持ち」などと定義されおり、エンゲージメントが高い企業は、そうでない企業よりも顧客満足度、営業利益率、売上が高いということが各社の調べによって明らかになっております。
エンゲージメントを構成する要素は「会社の方向性に共感しているか」「愛着精神、誇り」「キャリア形成の機会」「学習や能力開発の機会」「業績管理」「報酬や評価」などがあります。
ミレニアル世代といわれてる1980年~2000年生まれの社員は、成長やキャリア形成の機会を重視し、金銭的な報酬よりも社内での評価やコミュニケーションが、「社員エンゲージメント」を高め、離職の防止にもつながります。
社員エンゲージメントは平たく言えば、「働きたくなる会社度合い」といえます。
働きたくなる会社づくりをして、業績、生産性を向上しませんか?
https://www.nari-sr.net/business/training/company_building
参考)日本の会社員が「世界最低」となる指標は何か
http://toyokeizai.net/articles/-/181998?utm_source%3Drss%26utm_medium%3Dhttp%26utm_campaign%3Dlink_back