人事・労務の知恵袋

人事・労務 労働人口減少による事業の見直し

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

日本の人口は2005年の1億2729人をピークに人口は毎年減少し、14歳から64歳までの人口も約7500万人から2500万人も減少するため、国内市場の規模が縮小いくことが予想されます。
故・松下幸之助の側近である江口氏によれば、人口減少と超高速時代の経営モデルとして、「コラボ経営」「変身経営」「駆逐艦経営」の3つの経営モデルによる事業の見直しが述べられています。
・「コラボ経営」1人のお客を2回、お客になってもらう、
        1カ所を1日2回、別々の会社が使用する経営
・「変身経営」今ある事業基盤を活用し、事業内容を
       変身または、新規事業を展開する経営
・「駆逐艦経営」規模拡大を抑え、
        1人当たりの利益を重視した経営

労働人口の減少による経営戦略の見直しとともに、社員に求められる役割や能力が変わることや、1人当たりの利益や生産性を重視するため、会社の方向性の変更による人材の活用や評価・育成などの人事戦略も改めて検討する必要があります。

事業の見直しをする際には、ビジョン・想いから作る人事評価制度もご検討されてはいかがでしょうか。

すまいる人事制度&人事評価制度セミナー
https://www.nari-sr.net/media/seminar/201702-03

参考)人口減時代の経営戦略を真剣に考えるべきだ
http://toyokeizai.net/articles/-/187226

投稿日:2017/09/20
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