「会社を活性化させたい」「社員の自律してほしい」「管理職の意識が世間一般と低くて困っている」といった悩みを聞く機会が多くなってきています。
組織を活性化させるには、「変化」を受け入れ、積極的に「変化」しようとする「変化の習慣化」が必要です。
長いこと続けて来た習慣が続いていればいるほど、「今より悪くなったら」「手間がかかるから」「変えるメリットがわからないから」といった思考に傾きやすく、ますます変化しにくくなります。変化を習慣的に行っていなければ、変化自体が特別なことになり、変化の意識すらなくなっていきます。
では、習慣はなぜ定着しないのでしょうか
習慣を阻害する要因は2つあります。(禁煙にチャレンジする人をイメージすしやすいでしょう)
① 強い感情、ストレス
② 元々の習慣の行為が意識せずに発生されるという条件発生
変化を習慣化させるための効果的なことは、2つあります。
①職場が変わる、といった環境やライフイベント
(オフィス移転や事務所の席替え、ジョブローテーションなど)
②小さな目標を達成続けることによる満足感
(元々の習慣した行動を変えるには、条件発生の特定と行動における無意識行動の結びつきを意図的に絶つ事が必要であり、継続させるには具体的な行動と小さな目標が常に必要)
変化しないことに慣れた組織を動かすのは大変です。
こういった組織を活性化させるには、環境の変化を強制的に起こす方法もありますが、効果があるのは一部の社員だけの可能性もあります。
組織診断の実施により、変化の阻害要因や条件発生を特定し、人事評価制度の導入や見直しなどの職場のルールを具体的にする方法が効果的です。
社員がイキイキする職場にしませんか
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412