4月から始まる新年度に向けて、組織の活性化に悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。組織の活性化をするには、「組織を生きている1つの生命体」として全体を捉え、生命体の声を代表する社員の声に耳を傾け、どうしたらイキイキと活動をするかを課題や方向性を検討することが重要です。
ローランド・ベルガー社の遠藤氏による経営コンサルタント30年間の結論としても、会社や組織は「見た目の数字や業績」より、本質において「生きている」か「死んでいる」が重要だと述べています。
・生きている会社:「挑戦→実践→創造→代謝」の“いい循環”が回っている
・死んでいる会社:「管理→抑制→停滞→閉塞」の“悪い循環”に陥っている
以下、「死んでいる会社」によく見られる5つの特徴になります。
1.「挑戦」より「管理」が優先される
2.「現状維持」のベクトルが強く、「新陳代謝」に乏しい
3.過去の「成功体験」にこだわり、思考停止に陥る
4.中間管理職たちが「上層部の様子うかがい」ばかりしている
5.「会社の方針」がコロコロ変わり、会社の軸をきちんと明示していない
「生きている」かどうかは、会社全体のみならず、ひとつの部署、チームにも同様の傾向がそのまま当てはまるため、組織の細胞である部や課が生きていなければ、「生きている会社」にはなりえないません。
相撲協会や日本レスリング協会が世間を騒がせていますが、組織の悪い循環や、流動性の無さが根本的な原因かもしれません。
会社の方針や管理職を育成し、いい循環が回るイキイキとした会社にしませんか?
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